確実な避妊の方法

安全日とは何の事でしょうか

避妊の言葉に付随する様に「安全日」と言う言葉も出るのですが、この「安全日」とは何の事なのでしょうか。

 

安全日とは妊娠の可能性が低い日の事を指しています。対して妊娠の可能性が高い日の事を「危険日」と呼んでいます。

 

この安全日の決め方ですが、先ずは基礎体温を測る所から行われます。基礎体温も毎朝目が覚めたら体を起こさない状態で、基礎体温を測る専用の体温計で測ります。出来れば毎日同じ時間が好ましいです。

 

基礎体温を続けて測っていくと、排卵日の予測が立てやすいです。この排卵日前後は妊娠しやすい時期とされているので危険日と言う事になります。そして危険日以外の日が全て安全日と言う事になるのです。

 

理論上は安全日に避妊をしないで性交渉をして、射精をしたとしても妊娠しないと言う事になっていますが、実際の所安全日は必ずしも妊娠しないとは限りません。

 

人間の体は規則正しく動いていません。色んな事が原因でバランスが崩れるのです。もちろん排卵日も予定通りにはいかないので、ズレ込む事が有ります。排卵日がずれると言う事は、安全日もズレると言う事になり、避妊に失敗してしまうケースも多いのが事実です。

 

安全日だから大丈夫と思わず、女性は男性に対してコンドームを使ってもらう等、別の避妊法を併用してもらうと、より確実な避妊が出来るのではないでしょうか。もちろん男性側も、コンドームを着けない方が気持ち良いかもしれませんが、後にくる妊娠と言うリスクを回避する為にも避妊には積極的に協力しましょう。