確実な避妊の方法

避妊の方法【膣外射精】

避妊方法と言えるか分かりませんが、膣外射精で避妊をする人は大勢います。膣外射精とは文字通り性交渉時に、膣の中ではなくて外で射精をする行為になります。

 

勘違いされがちなのが、膣外で射精をしたのだから避妊していると思ってしまう事です。実際に射精は膣外でしたとしても、膣内に性器を入れている最中に、カウパー腺液と言われている液が男性性器から膣内に出されています。その中に精子が数は少ないかもしれませんが入っている可能性が高いのです。

 

この事から膣外射精は避妊方法とは言い難いと言う事になります。

 

男性の性器から出される精液ですが常に男性の体内で作り出されている物です。この精液は精嚢に溜められますが一時的な事で、射精時に精巣で作られた精子と混ざり合って体外に放出されます。精液の成分には精子が生きていく為の栄養が含まれていますし、弱アルカリ性と言う性質も持っているので膣内でも生きていく事が出来ます。

 

また膣外射精で妊娠する可能性が有るカウパー腺液と言うのは、射精前に男性器から出される分泌液で基本的には精子が含まれていないのですが、稀に精子の生産量が多い場合に、カウパー腺液の中に混ざり込んでしまう可能性が有る為に、膣外射精でも妊娠する可能性が有ると言う事なのです。

 

ですから、膣外射精は避妊方法としては認識し難い方法だと言う事がお分かりいただけるかと思いますので、膣外射精だからと言う言葉を鵜呑みにせず、別の方法も併用させて避妊する様にしましょう。